同じ環境に居ると人は似てくる

Montag, 16. Dezember 2019

学費をアルバイトで工面した私は、就職する会社は給料が高いのを条件に選びました。望み通りに給料の高い会社に入ることができ、入社式には希望を抱き出席、しかし、壇上にいる幹部社員はいずれもハゲばかり、その時は幹部社員は御高齢だからと思えたのですが、配属先に行ってみると先輩社員は薄毛ばかり。

これは何かオカシイと直感、しかし、給料が高いと仕事終わりに楽しむことが出来、若い私は給料が出たばかりは風俗、お金が少なくなった時には酒を飲みに行く生活を続けました。

不規則な生活をしていても若い時分は体がシンドイと思ったことはないのですが、30代になると途端に体力は落ち、その頃から乾燥肌が気になり始め、入浴後は保水液を付けないと痒くて眠れませんでした。

肌の潤いが低下したことで生ずる乾燥肌、潤いを保つには水分補給が不可欠、そのため連日のように飲酒を続けたのですが、一向に肌の潤いは改善されません。お酒を飲んでいる時は、顔が赤くなり汗もかき肌は潤っている、寝ていてもオシッコで目が覚めるほど水分は取っているのに、どうして肌の潤いは改善されないのだ?

肌の潤いがなくなると髪の毛も潤いがなくなりパッサパサ、若い時分は髪の脂が気になっていたためパッサパサになるのは苦ではなかったのですが、髪はパッサパサだけでなく細くなり始め、ようやく髪が老いていることに気付いた時には手遅れ、日に日に髪は薄くなりました。

同期入社組には髪が薄くなっている者が多く、マズイと思ったは私は専門家の治療を受け髪を維持出来ているのですが、遊び癖が抜けない連中は髪が抜けてしまい、現在は立派な幹部社員になっています。